1948-12-15 第4回国会 参議院 予算委員会 第10号
○堀越儀郎君 それでは具体的に、人事院の六千三百円ベースが形式的には上であるけれども、政府案の五千三百三十円ベースでも決して劣らないものであると、こう以前の泉山大臣の御答弁を確認されて、現在の大屋大藏大臣もそう御確信になるようにお聽きしたのであります。
○堀越儀郎君 それでは具体的に、人事院の六千三百円ベースが形式的には上であるけれども、政府案の五千三百三十円ベースでも決して劣らないものであると、こう以前の泉山大臣の御答弁を確認されて、現在の大屋大藏大臣もそう御確信になるようにお聽きしたのであります。
○國務大臣(大屋晋三君) 只今堀越委員のお尋ね、前泉山大臣が、五千三百円のベースが人事院の六千三百円のベースに比較して必ずしも低くないという前大臣の答弁は、私もさように考えていることであります。
若しそれ、その首相の施政方針が、安本長官たる泉山大臣によつて予算的、財政的に処置される肉付けがあり、裏付けがあるならば、吉田首相のその施政方針と泉山安本長官のその施政方針との間に、一貫有機的脈々たるそこに生命の交流があるが、この間に何らの連絡がなかつたことを私は遺憾と思うのであります。これは一つには各省のセクシヨナリズムの弊害の欠点である。
國民が、首相の施政方針演説及び泉山大臣の経済演説に期待したのは、民主自由党内閣は、現在のインフレーションの実態をいかに把握し、またこれをいかに阻止し、收束するかについての具体的政策を聞きたかつたのであります。
(拍手) 第二は、若し大藏案のごとく六十億とせば、安本要求額との差額四十億に対するところの不足を如何にして補うつもりであられるか、如何なる点に重点を置いて、いずれを切捨てて、いずれを取つて、この災害の復旧対策をなさるるつもりであるか、この点につきまして泉山大臣にお伺いいたす次第であります。